【安心して過ごせる場であるように・・・】
皆さんで料理をする、洗濯をする、散歩にでる、体操やレクリエーションを楽しむ。
日々の活動や交流を通して、体を動かすことの心地よさ、仕事(役割)を担うことの充実感、
おしゃべりをして笑いあう楽しさが感じられ、心穏やかに過ごすことができる。
年を重ね、認知症などのご病気がある中で、
なじみの人間関係の中で、住み慣れた地域で、自分らしく生活すること。
そのような在宅生活を支えられるデイサービスでありたいと思います。
年を重ね、体が思うように動かなくなり、記憶にも自信がなくなっていく中、
家を出て、新たな人間関係を築いていくことは、容易でないと思います。
デイサービスに行くことに抵抗感や不安がある。
気を遣いすぎて疲れてしまっていけなくなってしまった。
そういった方もいらっしゃるかと思います。
まずは、ご本人が「ちょっとでかけてみてもいいかな」と感じていただけるように、
そして、できる限り、不安や負担感なく過ごしていただけることを一番に考えております。
でかけることに慣れていらしたら、
活動にも携わり前向きなお気持ちで楽しんでいただけるように、
お声がけ等してまいります。
病気や障害を治すことは難しいかもしれません。
それでも、人は人との関わりによって癒され、喜びや楽しみを見出すことで、
病気や障害のつらさを和らげることはできると思っています。
人を大切に思う気持ち、心地よい関係性の中で、不安やつらいお気持ちが少しでも癒され、
「もう少し頑張ってみようか」
「ここに来るとほっとする」と感じていただけるよう、
お一人お一人のお気持ちに寄り添うことができればうれしいです。
【ゆったりと落ち着いて過ごせる環境】
やまのやは、春日町・大泉ともに、施設の運営規定の基準よりも大幅に広いスペースがあります。
体調や気分がすぐれないときに、あまりにぎやかな場所や人の目があるところは
避けたいということもあるかと思います。
にぎやかな場所を離れて一息つける。
少し自分のペースでくつろげる。
一日の長い時間を同じ部屋で過ごすのではなく、
別の部屋に移動したり、ふらりと近所の公園にお散歩にでたりと、
できるだけ窮屈でなく、ゆったりと過ごしていただきたいと考えています。
また、畳の部屋もあります。
戸建てを利用している建物で、畳の部屋はそのままに、
また畳がなかったところにあえて、畳をいれました。
畳であることで施設として、不便な一面もあります。
それでも、畳の部屋があることで、
自宅や知り合いの家にでかけているように、
肩の力を抜いて過ごしていただけると感じています。